
キーワードは、
「チャレンジとチームワーク」
仕事を通じて、一緒に成長していこう
- 代表取締役社長
藤川 剛Takeshi Fujikawa

さまざまな障害を持った社員が活躍
社員が中心となって業務を運営
SMBCグリーンサービスは、2025年に創業35年を迎えました。
都市銀行系で初めて設立された特例子会社(障がい者の雇用促進と安定を図るため、特別の配慮がなされている会社)として、常に先駆者的な取り組みを進めています。
当社の大きな特徴は、さまざまな障害を持つ社員が活躍している点にあります。身体障がい者や知的障がい者、精神障がい者も数多く働いています。
特に精神障がい者については、厚生労働省のモデル事業に参加する等、長年の採用実績を持ち、現在では200名に迫る規模(2025年6月現在)となっています。
当社の歩みを振り返ると、時代の変化と共に、社員の働き方も大きく変化してきました。
どちらかといえば福祉の色合いが強かった創業当初から、近年では銀行の事務を支える重要な仕事を担うようになっています。
以前は、上席者が業務の進め方を決めていましたが、現在では、障がいを持つ社員が中心となり、業務の進め方や目標を、自分たちで考え決めながら運営しています。

障がい者雇用を牽引する先駆者として
制度や設備を常にアップデート
当社は「仕事を通じて成長し、自立を果たし、社会の一員となる」「チャレンジとチームワークを重んじ、一人一人が考え、意見を出し合い、助け合って、働き甲斐のある職場を創る」という旨のクレド(経営理念)を定めています。採用にあたって重視しているのは、新卒、キャリアを問わず、また障がいの種類に関わらず、このクレドに共感していただけるかということです。
入社後は「チャレンジとチームワーク」をキーワードに、自分自身の成長を目指していただきたいと考えています。当社としても、みなさんが、ビジネス・社会・経済にもたらす価値を高められるように、手厚くサポートしていきます。
例えば、東西それぞれに、専門的な知見を持つ就業支援カウンセラーを配置し、定期的な面談はもちろん、困ったことがあればいつでも相談できる体制を整えているのもその一例です。
他にも、ポスト登用を目指す社員、安定した勤務・業務志向の社員等、目指す働き方や適性に応じてキャリアを選択出来る人事制度を導入したり、将来の社員増加を見据え、細やかな工夫を取り入れながら、拠点の移転・拡張を行う等の施策を行っています。
SMBCグループと連携して業界に先駆けたさまざまな取り組みを進めており、みなさんが安心して働ける環境づくりに積極的に取り組んでいます。

多様な人材が活躍できる職場の実現へ
貢献と高まる存在感
設立当初の当社の企業理念は「社会との調和」、すなわち、共生社会の実現にありました。
それから35年が経ちましたが、私たちはその想いを引継ぎながら、障がい者雇用を通じて、多様な人材が活躍できる職場、社会の実現に貢献していきたいと考えています。
銀行業界では現在、デジタル化によるペーパーレスが進められ、その過程で当社に求められる役割も、足元で大きく変化しています。SMBCグループ全体の事業領域が再編されていく中、銀行の事務業務を受託する当社への期待も大きくなり、その存在意義はより高まっています。今後、新たな業務が増える中、社員のみなさんにも、さまざまな業務を経験して頂く機会が増えてくると思います。そしてその中に、きっとみなさんの希望や特性に適した業務が見つかるものと思っています。
私はみなさんと「チャレンジとチームワーク」の精神で、意見を出し合って、助け合って、働きがいのある職場を創っていきたいと考えています。そうした「未来のSMBCグリーンサービス」を一緒に創る仲間との出会いを楽しみにしています。