先駆的な特例子会社として、
みなさんのチャレンジを
後押しします

  • 代表取締役社長

小野寺 健Takeshi Onodera

先駆者として積極果敢に
革新的な取り組みを導入

SMBCグリーンサービスは1990年に設立され、2021年に創業30周年を迎えました。銀行系の特例子会社としては先駆的な存在で、常に革新的な取り組みを実施してきています。
採用を例に挙げるなら、私たちは障がいの種類や内容による選別をしていません。さまざまな障がいをもつ社員の皆さんが、同じ職場で協力しながら働いていただくことで、相互理解を深める重要性や意義を実感していただいています。また、10年以上前から厚生労働省のモデル事業として精神障がい者の雇用にも積極的に取り組み、現在、精神・発達障がいの社員は全社で100名を超える規模になっています。
ここ数年でも、安全に配慮した設備面での整備を進めてきましたし、就業支援カウンセラーとして精神保健福祉士・臨床心理士・手話通訳士などの専門職を配置し、社内研修制度や社員のキャリアップ制度を充実させるなど、社員の皆さんが安心して働ける環境づくりに積極的に取り組んでいます。

SMBCグリーンサービスの存在感は、
より高まっていく

世間ではキャッシュレス化、ペーパーレス化、AI技術の進化などの流れの中で、私たちのような特例子会社が担当する仕事の先行きに不安を抱かれる方もいらっしゃると思います。しかし、私は声を大にして「心配ご無用!」と申し上げます。
現在当社では、三井住友銀行が構築したシステムを活用して全国の支店に到来する預金調査などの業務を中心に行っていますが、当社へ期待される仕事の幅は、ますます広がりつつあります。例えば、銀行には膨大な保存文書があります。これらをスキャンしてデジタルデータ化すると共に支店からの照会に対応するなどの新たな業務を予定しています。
現在SMBCグリーンサービスが受託している仕事は三井住友銀行のバックヤード事務に限られていますが、今後労働人口が減少局面にあることや、SMBCグループ全体の事業領域が再編されつつあることを踏まえれば、グループ内外での私たちの存在意義は、今後、より高まっていくと考えています。

これからは「チャレンジ」が
重要なキーワードに

創業時のSMBCグリーンサービスは、どちらかと言えば障がい者福祉の色合いが強い会社でした。しかし「仕事を通じて成長し、自立を果たし、社会の一員となる」という旨のクレド(経営理念)を策定して以来、社内では「チャレンジ」がキーワードになっています。また、2020年末には、SMBCグループとして障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟しました。障がい者の皆さんが、ビジネス・社会・経済にもたらす価値をさらに高められるよう、これからもSMBCグループと連携しながら事業を進めていきたいと考えています。
当社では、入社時点の障がい種別やバックボーンは無関係です。大切なのは、同じスタートラインから、どこまで自身を向上させられるかです。もちろん、私は皆さんの挑戦を後押しするための環境整備や仕組みづくりには全力を傾けるとお約束します。果敢なチャレンジで、自分自身を成長させたいという向上心に満ちた方が仲間になってくださることを楽しみにお待ちしております。