
個々の自立や成長を
しっかりフォローしてくれる職場
- 多摩業務部
落合 康加Yasuka Ochiai
2013年4月入社

ハード面・ソフト面とも、安心して働ける環境が整っていた
高校時代の私は「仕事」や「会社」に具体的なイメージを抱けずにいましたが、就職指導の担当教員が、下肢が不自由な私の障がいに配慮しながら候補を絞り、複数の会社を紹介してくださいました。このうちの一社がSMBCグリーンサービスです。多摩業務部で一週間の実習に臨みましたが、特に好印象だったのが、オフィスの設備・仕様が高い水準で整備されていたことです。各所にスロープが設けられていたり、車椅子のまま入れるトイレがあったりで、「このような職務環境なら安心して働けそうだ」と感じたのです。また、自身の体調に合わせて自由に休憩時間を設定できるなど、制度面でも自分にフィットしていると感じましたね。コンタクトをとった会社のなかでは、通勤所要時間が1時間強でもっとも自宅に近いうえ、利用する公共交通機関の障がい者対応も良好でした。このように安心材料が多かったため、迷わずに入社を決意できました。

力を合わせてやり遂げる点が
担当職務から感じるやりがい
私の担当職務は、預金調査業務です。三井住友銀行には自治体や税務署から沢山の預金調査の依頼書が送られてきますが、この依頼内容をシステム上で共有し、対象口座を確認したうえで必要な情報を入力するのが私の役割です。障がいの内容や習熟度などで個人差はありますが、私の場合で一日の処理件数は100件程度です。なお、職務はデータを入力して終わりではありません。同様の職務を担当している社員とペアを組み、お互いの入力内容をチェックし合ってミスを防いでいます。助け合いや協調によって仕事をやり遂げていくという部分に、やりがいを感じますね。また、ペアを組む相手は日によって変わるので、チームとしての連帯感も自然と育まれます。こんな点も張り合いになります。

上司や先輩とのやりとりを通じ
人間的にも成長できた
振り返ってみると、特にコミュニケ―ション能力の部分で成長させてもらえたと思います。入社当初の私は、不明点にぶつかっても自分から質問できずにいました。「社員になったからには自分で何とかするもの」という思い込みがあって、「分かりません」を口に出せなかったのです。しかし、周囲の上司や先輩が折につけて「分からないことや困ったことがあったら遠慮なく言ってね」と声をかけてくださったことで、気持ちがほぐれました。また、問題を独りで抱え込む方が良くないことにも気づき、不明点の確認はもちろん、助けて欲しいときや自分なりに考えてみた仕事の取り組み方など、さまざまなことを自分から発言できるようになりました。SMBCグリーンサービスを就職先に選んで本当に正解だったと思います。

周囲をサポートすることで、
周囲や会社への貢献度を高めたい
最近の目標は、周囲や会社に貢献できる範囲を拡大していくことです。これまで、私自身がまわりの方々から助けられてきたので、今後は自身がまわりの人をサポートできるようにならなければと思っています。上で触れたとおり、自分からの発信する頻度が上がり、発信の幅が広がったのは、上司や先輩が気さくに話しかけてくださったおかげです。そこで意識しているのが、小まめに周囲の様子を確認することです。そのうえで、困っている様子なら声をかけてみる、大変そうにしていたら自身の余力に応じて職務を引き受けるといったアクションにつなげるよう、心がけています。この延長線上として、私と同じようにSMBCグリーンサービスに入社して良かったと思う社員を増やしていければうれしいですね。

CAREER PATHキャリアパス
- 2013.04
- 多摩業務部に配属、現在に至る